亭主の浮気
2009 / 07 / 08 ( Wed ) 先日、ある50代前半の会社員のご主人から、こんな相談が寄せられました。
「妻とうまくいっておらず、不況で給料も半減」。 「ストレス解消にフラッと入ったソープランドで、30代の女の子にビビッ、と来ちゃいました」。 「月に三回は通って一年弱」。 「彼女は30代だから、それなりの苦労を重ねてきており、私の心境に共感してくれる」。 「年甲斐もなくホレちゃいました」。 「妻に内緒で、今では頻繁に連絡を取り合い、食事や旅行するまでの仲です」。 「妻子捨てて、この子とやり直そうか”とも思うが、そんな踏ん切りも付かず、ただただ逢瀬を重ねるのみです」。 「これ以上傷が深くなる前に彼女と別れるべきだろうが、それもツラい、心情的に堪えられないだろう」。 「こんな不況下で生活も楽ではない中、ソープランドの女の子と不倫沙汰に走ってしまった自分が情けないが、どうしようもない」。 「妻にバレたら、という怯えもあり、進むも地獄、退くも地獄です…」というもの。 よくあります、こういう事例。 興信所の仕事依頼でも、浮気調査が圧倒的に多いといいます。 このご主人は自分の不貞行為を責めています。 確かに不貞な面はあるが、実はご主人の行為、『全てを不貞とは決め付けられない』と思うのです。 なぜなら、『どこからが不貞で、どこまでが不貞じゃないか』の線引きは、ケースによって異なるからです。 まず、人間だから、魅力的な異性が突然現れたら、自分に家庭があろうと、心惹かれて当然かもしれません。 問題は、惹かれた後の対応です。 家裁における男女間訴訟でも、やはり一番争点になるのが『惹かれた後の行為が、不貞かどうかの線引き』。 例として、昔、アニメのサザエさんで、こんなシーンがありました。 サザエさんがマスオさんの背広を片付けていたら、ポケットから“バー・明美”のマッチが出てきた。 それを見たサザエさんはマスオさんを問い詰めた。 マスオさんは、「同僚に誘われ、たまたま行っただけだよ…」と弁解したが、サザエさんは浮気を疑い、シコリが残った、という話。 妻子持つ男性が、女性が経営するバーに同僚と飲みに行っただけで、不貞とされてはたまらないだろう。 しかし行ったのがバーではなく、ソープランドだったら不貞だろうか。 食事や旅行に行っても、肉体関係が無かったら、不倫ではないのだろうか。 肉体関係があろうと無かろうと、一回こっきりなら単なる遊び、と捉える向きもあるが、じゃあ何回目から不倫となるのか…等々、異性と接触しただけで一概に“不貞・不倫・浮気”と決め付けられない。 そうかどうかは、『社会通念上・常識上、当事者の事情を鑑みた末に』決めるしかないのです。 話は戻りますが、この点に立ち返ると、前述のご主人の相談内容の中に、間違っている点があります。 「年甲斐もなく」は間違い」。 「人間、死ぬまで恋愛はしていい」。 「年は関係ない」。 また、「給料が減っているような状況で、恋愛するのは不謹慎」というような表現があったが、それも違う。 「それでは金持ちしか恋愛出来なくなってしまう」。 「仕事と恋愛は別物」。 「恋愛を励みに仕事に打ち込む、というのが理想であるからです」。 「また、ソープランドに行き、そこの女の子に惹かれた事も、杓子定規で不貞と決め付けたくない」。 「いくら商売とはいえ、肌を合わせたら、特別な感情が芽生えても不自然ではない」。 「風俗は、単に性欲や飲酒欲を満たすだけで存在するわけではなく、そういった言い知れない人間関係を深めるのも使命の一つだからです」。 「それはご主人の心中も察してやらなければならない」。 「しかし、そんな事情は酌んだが、このご主人の全体的行為は、残念ながら“浮気”であろう」。 「例え妻子側にも何か問題があろうと、やっぱりご主人は暴走してしまった」。 「解決法は様々あれど、どんな方法を採っても、ご主人はツラい思いをしなければならない」。 「妻子か彼女の一方、あるいは両方とも失う」。 「しかし、それは致し方ない」。 「自己責任である」。 「恋愛は、相手がある事」。 「甘美な反面、危険な一面もあります」。 「彼女に踏み込んだ事は容認出来ても、ブレーキを掛けられなかった事が、悩みを深くしました」。 「まあ誰も、別れる時を想定して付き合いを始めるわけじゃありませんからね、同情すべき面もありますが、責任は多大」。 真面目な人ほど、危険な恋愛に暴走しがちですから、甘い夢に酔う以上に、冷静に相手を見たり、ドツボに嵌まる前に早いうちに信頼出来る人にブレーキ掛けてもらうのが必要、と言えます。 他にもいろいろ・・・悩み相談ブログあります。 携帯のかたはこちら! PC のかたはこちら! |
調停離婚がダメなら裁判
2009 / 06 / 10 ( Wed ) 調停でも離婚の合意ができないとなると、今度は家庭裁判所で「離婚訴訟」を起こすことになります。
ただし、裁判は調停がうまくいかずに終わっていることが前提となります。 「勝てる!」という自信があっても、調停を飛び越えて、いきなり裁判にもっていくことはできません。 また、裁判の場合は途中で和解が成立しないかぎり、判決は原告の「勝訴」か「敗訴」の二者択一になります。 離婚訴訟には、法律で認められる 証明がうまくできないと、立場が非常に悪くなり、離婚はできても、場合によっては親権を相手に取られたり、財産分与、慰謝料が少なくなったりすることもあるので、裁判をする場合は周到に準備しておくことが重要です。 裁判の結果、裁判官が「離婚すべき」と判断した場合には、離婚を命じる判決が言い渡されます。 判決言い渡し後、2週間以内に相手が控訴しなければ、判決が確定することになります。 他にもいろいろ・・・悩み相談ブログあります。 携帯のかたはこちら! PC のかたはこちら! |
協議離婚がダメなら調停離婚
2009 / 05 / 17 ( Sun ) 二人では話し合いができなかったり、話し合っても結論がでない時は、家庭裁判所に離婚調停の申し立てをします。
裁判所に行くと聞くだけで、抵抗がある人もいるかもしれません。 しかし、調停は専門家である第三者に客観的に話しを聞いてもらい、夫婦間の話し合いをスムーズに進める方法と考えてください。 調停は離婚の時だけ申し立てるものではありません。 壊れかかった夫婦関係を修復したいときや、生活費を入れてもらえないときなど、夫婦や家庭の問題について話し合う場としても利用することができます。 離婚調停は、夫婦のどちらかでも一方的に申し立てられます。 同居している場合は最寄の家庭裁判所、別居している場合は相手の住所地の家庭裁判所に夫婦関係調停申立書を提出し、調停期日呼び出し状が送られてきたら、その期日に調停に行きます。 申し立てから一回目の調停までに1〜2ヶ月かかります。 調停の場には通常、男女一名ずつの調停委員が同席します。 夫婦を交互に呼んでおのおの1〜2時間話しを聞いてくれます。 調停はふつう一回で終わることはないので、合意に達しない時は、次回の調停日を決めます。 1ヶ月に1回程度のペースで数回くりかえします。 調停委員に自分の立場をより理解してもらうために、陳述書を書いて提出するほうがいいです。 陳述書といっても特に決まった形式はありません。 離婚したいと考えるに至った理由を、自分なりの文章で、できれば事実経過に沿ってわかりやすく書いておくといいです。 箇条書きでもいいです。 調停では、子供の親権、財産分与、慰謝料なども話し合われ、合意に達した場合には調停調書にまとめられます。 この調書と離婚届を出せば、離婚は成立します。 他にもいろいろ・・・悩み相談ブログあります。 携帯のかたはこちら! PC のかたはこちら! |
上を見ても、下を見てもきりがない
2009 / 05 / 13 ( Wed ) 以前新聞で、こんな記事を読んだことがあります。
ある五十代の女性からの投稿でした。 私の父親(七十代)が先日亡くなりました。 父は最期に遺した言葉は「これまで生きてきたが、辛さ苦しみばかりで、何一つ良い事など無かった…」でした。 人生のお別れの時になって初めて聞いた、父の本音がこれでした。 戦中戦後の苦難時代を生き抜いて来た父に、こんな言葉しか言わしめず、報いれなかった自分の不徳を恥じる…… という投稿でした。 このお父さんを存じ上げた訳ではないので無責任な事は言えないのですが、人は死を迎える直前、これまでの人生が走馬灯のように頭を駆け巡る、といいます。 死の病に伏せり、身体の自由が効かなくなった現実を前に、辛くても自分の脚でひた走る事が出来た若き日々が思い起こされ、それまでの苦労・失敗も、『総てが懐かしい想い出』と感傷するものだといいます。 この親父さんはそうでは無かったかもしれまあせん。 しかし、『自分の子に看取られて逝ける』のは、幸せなこと、と言えまいか。 私は大阪の釜ヶ崎地区、またの名を「あいりん地区」という、いわゆるホームレスが集まる地区の炊き出しに参加した事があります。 ここには様々な事情で社会を捨てざるを得なかった人々・数千人が、野宿をしています。 今の不況の影響で、その数は増加しているらしいです。 病気になっても医者に行く金も保険証もなく、寒い冬場は高齢者中心に、凍死者が急増します。 誰にも看取られずに、ひっそりと人生を終える。 本名も郷土に捨ててきたから、縁者に連絡される事もなく…。 同じ日本の現状です。 人はとかく、自分より上ばかり見たがり羨ましがるものですが、実は自分より悲惨な人は世界中にゴマンといるのです。 上を見たらキリがない、下を見てもキリがないのです。 自らの現状に感謝することも必要なことだと思います。 他にもいろいろ・・・悩み相談ブログあります。 携帯のかたはこちら! PC のかたはこちら! |
協議離婚
2009 / 05 / 12 ( Tue ) 離婚には「協議離婚」、「調停離婚」、「審判離婚」、「和解離婚」、「判決離婚」の5つの方法があります。
法的にいえば、話し合いができれば協議離婚、話し合いが無理なら、裁判所の力を利用して、ということになります。 しかし、日本人の90%は協議離婚です。 協議離婚は、夫婦で「別れよう」と合意したら、離婚届を出すだけです。 費用はかからないし、二人のきめごとなので、プライバシーも守れます。 ただし、慰謝料、財産分与、親権、養育費、子供への面接については後々のためにきっちりと決め、「離婚協議書」を作成して、できれば公正証書にしておくほうが安心です。 2008年5月から、戸籍証明書をもらったり、協議離婚、結婚などの提出するときには「本人確認」が求められるようになりました。 以前は、「夫が勝手に離婚届けを出してしまった」ということもありましたが、そういうことも出来なくなりました。 また、届け出るのが本籍地の役所なのか、新しい本籍を作るのかなどにによっても、提出する書類や通数が違ってくるので、あらかじめ、窓口でしっかりと話しを聞くことをおすすめします。 他にもいろいろ・・・悩み相談ブログあります。 携帯のかたはこちら! PC のかたはこちら! |




